小児用座位保持装置のPandaパンダなど、弊社の製品で良くご利用いただいているアクセサリー ” クロス式ベルト ”についてご紹介いたします。
セラピストの先生や車椅子販売業者が「クロスベルトが良いよ!」とご紹介してくださる場合も多くございます。
なぜ、クロス式ベルトが良いと言われているのか、正直よくわからないと思います。
4つのポイントから解説いたします。
~身体を下から引き上げる!~
クロス式ベルトはその特徴的な形状により、お子様の身体を下から引き上げるサポートができます。
お子様の身体を両手で支えるようなイメージをしていただけると、わかりやすいと思います。
横からの支えだけでは姿勢が崩れてしまうお子様も、下から引き上げるサポートで重力に負けない姿勢になります。
下から引き上げるサポートでしっかりと身体が伸びることで、身体が倒れることによる頭の傾きを抑え、腕も使いやすくなりますので、食事や遊びに集中して取り組むことができます。
~おしりがずれにくい!~
クロス式ベルトは骨盤帯を巻き込んで身体を支えることもできます。
姿勢に最も重要な「骨盤の安定」を促します。
骨盤帯を広く巻き込むため、ずっこけ座りを防ぎ、身体が左右に傾くのをしっかりと防ぐことができます。
姿勢が安定することで、お子様の機嫌が悪くなりづらくなり、ご家族の座らせ直すご負担も軽減できます。
~肩が抜けにくい!~
すぐに肩が抜けて姿勢が崩れてしまう動きの大きなお子様に、クロス式ベルトは勧められるケースも多くございます。
肩だけを支えるベルトと違い、クロス式ベルトは胸の位置がずれにくいためお子様が動いても肩が抜ける心配がございません。
お子様に良い姿勢で座っていただくことはもちろん、椅子からの転倒を防止する安全面でもオススメいたします。
~Pandaパンダと一緒に使うと、さらに安心!~
クロス式ベルトの効果を説明する上で欠かせないのがランバーサポート(腰椎パッド)の存在です。
ランバーサポートとはパンダの背もたれに付いている、かまぼこ状のクッションで、背筋を伸ばす効果があります。
このランバーサポートとクロス式ベルトを一緒に使うことで、胸郭が広がり背筋もしっかりと伸びた状態(良い姿勢)で座っていただくことができます。
胸郭が広がることで呼吸もし易くなり、身体も前に倒れにくくなるので手が使いやすく、食事や作業が上手にできます。
また、パンダの椅子ではベルトの留める位置が内側についているので、お子様の身体に沿うようにしっかりとベルトを留めることができます。
パンダとクロス式ベルトの組み合わせは、ベルトと身体の間に隙間ができないので、さらに姿勢の安定に繋がります。
安心して座ってほしい!良い姿勢で座ってほしい!という方は是非、クロス式ベルトをお試しください。
お試し方法など詳しくは、どうぞお気軽にお問い合わせください。